神戸シルバー大学院 本文へジャンプ
理事長:三木広志


理事長:挨拶
 
神戸シルバー大学院(略称 SGS)は 2003 年に設立され、はや17年が
経ちました。
神戸シルバーカレッジ(略称 KSC)で保田学長の指導下にあった有志
の方々により「食 環境の安全・安心」を「次世代、次々世代」に届けたい
との思いで、卒業後も保田学長の 指導を受けながら勉強や地域活動を
続ける目的で設立されました。
SGS は、「さらに学んで次世代のために」を建学の精神としています。
KSC で学んだ知 識と経験を生かし、KSC を卒業後も更に学習を継続し、
次世代のために少しでもいいか ら何か役立ちたい貢献したい、という思い
の方々が入学し活動をしています。
SGS では “次世代のために何をなすべきか”という視点で、農業、林業、
環境、再生エネルギーな どの分野での身近な事柄に問題意識を持ち、
グループあるいは個人で研究に取り組んいます。その基本は、自分の
体力に応じたペースでじっくりと腰を据え、着実にそして何 よりも大事な
ことですが、楽しみながら研究を進めることです。 また、グループ研究や
学長も含めた在校生全員参加の年3回の校外研修を通じて終 生の学び
の友としての繋がりも築いています。
高齢者人口が若者世代の倍を超える超高齢化社会にあっては、高齢者の
自立が必 要不可欠であり、その根本は健康で生きることだと保田学長に
教えられました。
安全安 心で日本人に合った食生活とキョウイク(今日行く所が有る)、
キョウヨウ(今日用事があ る)が健康維持の大事な要素だと思います。
その意味で、SGS は私達シニアの学びの場 であり、憩いの場となって
います。ここでの学習の成果をの皆様と共有すべく、研究 発表会を催し、
また、学外の発表の場や交流の場にも参加しています。更に積極的に
情報発信を行い、交流の輪を拡げて、次世代の若者たちが希望を持てる
社会の形成に貢 献できればと思います。